憧れのヒーローはヤンキー?いや、私の王子様でした




その瞬間、キャーッと歓声が沸いた。
さすが瑠璃ちゃんなどの声も上がってる。



「なんかね、肌の調子も上がるって!」


「説得力がすごい!誰か私とっ!」


「イケメンに愛されたい!」



女子の会話が聞こえたのか、男子がすまし顔でこっちを見てる。




私はというと、顔が赤くなってる自覚があった。


みんなのしてる会話が大人すぎて、…いや、私が子どもなのかも。


お子ちゃまだと何度もあの人に言われたし。



不意に間接キスしたことを思い出して更に赤くなった。




「白井さん可愛い!照れてる!」

「白井さんもバズってたんだよ!?エロいバニーと清楚なチャイナドレスの子って!」

「私自慢してる〜!2人と友達だよって!」



バズってた、私が?
現実味のない話をされてついていけない。


「安心して!夜鴉に入ってた変わってる子なんて言わないから!」

「本当、なんで姫にならなかったのか不思議〜」

「ぶっちゃけさ、加奈子って可愛いけど怖いんだよね。」

「…私、この前邪魔って押された。」


1人がそう言うと、3人が実は私も…、と小さな声で話し始めた。