れんれんと恋するための30日



「リロキッチンのスペシャルパンケーキが食べたい。
一度もリロのパンケーキ食べた事がないから。

それにこの間、れんれんは透子さんと一つのパンケーキを一緒に食べてた。
私も、あれやりたい…」


蓮は胸のときめきが、マジで止まらない。

なんて可愛いんだ?
リロのパンケーキなんて、何枚だって食べさせてやるよ…

蓮は幸の肩を抱きよせて「OK」と答えると、幸の頬に軽くキスをした。
幸は満面の笑みを浮かべ、蓮に寄り添ってくる。

幸の機嫌は一体何で直ったのだろう?
リロのパンケーキ?
それとも俺のキス?


日曜日ということもあり、リロキッチンはとても混んでいた。

前もって店長に電話をしておいた蓮は、裏口から入って奥にある窓際の席に座ることができた。
幸と蓮が席につくと、店長が自らスペシャルパンケーキを持って来てくれた。