「リロキッチンのスペシャルパンケーキが食べたい。
一度もリロのパンケーキ食べた事がないから。
それにこの間、れんれんは透子さんと一つのパンケーキを一緒に食べてた。
私も、あれやりたい…」
蓮は胸のときめきが、マジで止まらない。
なんて可愛いんだ?
リロのパンケーキなんて、何枚だって食べさせてやるよ…
蓮は幸の肩を抱きよせて「OK」と答えると、幸の頬に軽くキスをした。
幸は満面の笑みを浮かべ、蓮に寄り添ってくる。
幸の機嫌は一体何で直ったのだろう?
リロのパンケーキ?
それとも俺のキス?
日曜日ということもあり、リロキッチンはとても混んでいた。
前もって店長に電話をしておいた蓮は、裏口から入って奥にある窓際の席に座ることができた。
幸と蓮が席につくと、店長が自らスペシャルパンケーキを持って来てくれた。



