フォークダンスの最中に、透子は道に小さい声で愛してると言った。 とても小さな声だったから、道には聞こえなかったかなと思った瞬間、道はさりげなく透子を引き寄せ「知ってるよ」と笑って言った。 蓮君、ごめんね… もう、蓮君を解放してあげる。 可愛い幸ちゃんの元へ行ってあげて… 私も、道に全てをぶつけてみる… 蓮君、本当にありがとう。 「幸は大丈夫だよ」 蓮は笑顔で透子にそう言った。 「蓮君、あとで話があるの… ホームルームが終わったら中庭のベンチで待ってる」