「で、でもさ。スケジュール的な問題とか、護衛的な問題とか、いろいろ、諸々あると思うし……」
「ご安心ください、ヴィヴィアン様。それについては、わたくしどものほうで準備万端。既に調整済みでございます!」
ヨハナとジーンが間髪入れずに躍り出る。二人の後ろにはお忍び用のドレスやメイク道具を携えた侍女たちや、屈強な護衛たちが控えていた。
「さすが……」
彼らの胸にはピンクダイヤとアメジストが並んだブローチが輝いている。なんでも最近、ヨハナ主催の『ヴィヴィアン様とエレン様を見守る会』の会員が増えたそうで、会員同士の結束を強めるために同じブローチを身につけているらしい。ジーンの胸にも、まったく同じブローチが輝いていた。
「これは――――同じ推し活を嗜むものとして、わたしも負けてられないなぁ」
「……ヴィヴィアン様、これからも推し活は続けるんですか?」
エレン様が尋ねてくる。わたしはすかさずうなずいた。
「当然! 一生、やめるつもりなんてないわ! わたし、ヨボヨボのおばあちゃんになっても、隣でひたすらエレン様を推し続けるんだから! ちなみに、推し活を続けさせてくれることがわたしの夫になる人の必須条件なんだけど、知らなかった?」
問いかけに、エレン様は首を横に振りながらクスクスと笑う。目尻にたまった涙を拭う仕草が愛らしい。思わずキュンキュンしてしまった。
「ご安心ください、ヴィヴィアン様。それについては、わたくしどものほうで準備万端。既に調整済みでございます!」
ヨハナとジーンが間髪入れずに躍り出る。二人の後ろにはお忍び用のドレスやメイク道具を携えた侍女たちや、屈強な護衛たちが控えていた。
「さすが……」
彼らの胸にはピンクダイヤとアメジストが並んだブローチが輝いている。なんでも最近、ヨハナ主催の『ヴィヴィアン様とエレン様を見守る会』の会員が増えたそうで、会員同士の結束を強めるために同じブローチを身につけているらしい。ジーンの胸にも、まったく同じブローチが輝いていた。
「これは――――同じ推し活を嗜むものとして、わたしも負けてられないなぁ」
「……ヴィヴィアン様、これからも推し活は続けるんですか?」
エレン様が尋ねてくる。わたしはすかさずうなずいた。
「当然! 一生、やめるつもりなんてないわ! わたし、ヨボヨボのおばあちゃんになっても、隣でひたすらエレン様を推し続けるんだから! ちなみに、推し活を続けさせてくれることがわたしの夫になる人の必須条件なんだけど、知らなかった?」
問いかけに、エレン様は首を横に振りながらクスクスと笑う。目尻にたまった涙を拭う仕草が愛らしい。思わずキュンキュンしてしまった。



