「お前は渡さない。絶対に……香那」
彼はあっという間に私に覆い被さり身体中にキスを落としはじめた。
気付けば服をすべて取られてしまい、彼も上着を脱いだ。
獣のような目で私を見ている。それだけで、震えが来る。
「お前、着痩せするタイプだったんだな……どうした?大丈夫か?」
私の顔を撫でながらのぞき込むように確認してきた。
「は、恥ずかしいし……その、私ひさしぶりだし」
「前に言っただろ?」
「え?」
「プライベートも育ててやるって」
私は想像したらますます恥ずかしくて、顔を両手で覆った。
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