最後の手紙は伸二だった。 『俺の最高の親友、健次へ!』 そんな書き出しにちょっと笑えた。 本当に伸二は健次のこと好きなんだなぁって思えた。 『健次!元気か?俺は元気っちゃ元気だけどお前いねぇとちょっと寂しいぞ!ちょっとだけな!笑 いつも一緒だったヤツがいねぇのは辛い。多分……いや、絶対に俺よりアヤのほうが辛いんじゃねぇかな。』 伸二は私のことを書き出した。