教室の真ん中に1つだけ机が置いてある。 その机には “健次へ!オレらからのメッセージだ!心して読めよ!笑” と書いてあった。 私は自然と涙が溢れた。 健次はこんなにもみんなに愛されていたんだと思うと自分のことのようにうれしかった。 みんなの手紙を一枚一枚ちゃんと読んだ。 私の知らない健次が伝わってくる。