キミはもういない 【短編】





私は健次にあることを聞いた。


それは付き合ってからずっと思っていたこと。



「いつから私のこと好きだったの?」


健次は照れくさそうに言った。



「文化祭のとき……一目惚れした。」




それを聞いてうれしかった。



私たちはあの文化祭の時にはもう両想いだっつことがなんだかすごくうれしかった。