ずっと、君と。

「……いつ行ったんですか? あたしんち」

「今朝、ヒナが美容室行って、髪セットしてもらってるとき」

「……」


 そっか。だから昨日聞いてきたんだ。美容室の予約時間。

 その時間に合わせて迎えに来てくれるって言うから、それを信じて教えたのに。


「今までだって、散々親に会わせろって言ってたのに、全部スルッとかわしやがって。このままヒナに任せといたら、結婚のあいさつだっていつまで経ってもさせてもらえないんじゃないかと思ったんだよ。っていうか、すでにおまえに内緒で何度かあいさつには行かせてもらってたけどな」

「なにしちゃってんですか、由人先輩!」


 え?? ってことは、あたしが由人先輩と付き合ってるって、お母さんたち、前から知ってたってこと!?

 一度も知ってるふうなことなんて言われたことなかったのに。


「いや、真剣な交際なら当然だろ」

「……」

 由人先輩に真面目な顔で言い返され、思わず視線が宙をさまよう。