「お納めください」
「ん」
食べる前に自分のパン代を岸井くんに渡す。
しっかりとそれを受け取った岸井くんだったけど
「ほら」
ポンッと膝の上に投げられ置かれたのは紙パックのカフェ・オレ。
「それはやるよ」
「良いの?」
「ああ」
わっわっ、岸井くんの奢り!!
嬉しいなぁ。
「ありがとう」
嬉しくて笑ってお礼を言うと、岸井くんはもう食べていた。
だから私も
「いただきます」
両手を合わせてから、焼きそばパンの袋を開けるとソースの良い香りが。
その途端
グーーッ!!
と盛大にお腹が鳴った。
「「……」」
だっ!?ばっ!?
朝、食パン半分しか食べなかったから!!
でも今ここで鳴ることないじゃん、お腹よ!!
もう恥ずかしくて、ソローっと岸井くんの方を見ると……
反対を向いて……口を隠しながら……笑ってたよね。
「アハハハッ」
「!?」
って、もう隠すことなく笑われた!!
「そんなに大きな腹の音は初めて聞いたわ」
「う”う”〜っ」
ヤケクソで焼きそばパンを口いっぱいに頬張る。
あ、美味しい!!
「美味しいね、これ」
「そうか。しっかり食えよ。午後の授業で腹が鳴らないように」
「……あい」
もう頷くしかなかったよね。
あれ……?
今になって気付く。
屋上には私と岸井くんしか居ない。
……納谷さんは?
ココに来ていたはず。
「どうした?」
キョロキョロする私に、岸井くんが聞いてくる。
「……納谷さ……んは?」
岸井くんがあまりにもいつも通りすぎて忘れていた。
“希虎に言ってやる!!”
そう言ってトイレから出て行った納谷さん。
「ああ、なんか来たな」
「っっ」
やっぱり……
じゃあ瞳のことーー
「うるせぇから追い出したけど」
「え!?」
追い出した!?
「ん」
食べる前に自分のパン代を岸井くんに渡す。
しっかりとそれを受け取った岸井くんだったけど
「ほら」
ポンッと膝の上に投げられ置かれたのは紙パックのカフェ・オレ。
「それはやるよ」
「良いの?」
「ああ」
わっわっ、岸井くんの奢り!!
嬉しいなぁ。
「ありがとう」
嬉しくて笑ってお礼を言うと、岸井くんはもう食べていた。
だから私も
「いただきます」
両手を合わせてから、焼きそばパンの袋を開けるとソースの良い香りが。
その途端
グーーッ!!
と盛大にお腹が鳴った。
「「……」」
だっ!?ばっ!?
朝、食パン半分しか食べなかったから!!
でも今ここで鳴ることないじゃん、お腹よ!!
もう恥ずかしくて、ソローっと岸井くんの方を見ると……
反対を向いて……口を隠しながら……笑ってたよね。
「アハハハッ」
「!?」
って、もう隠すことなく笑われた!!
「そんなに大きな腹の音は初めて聞いたわ」
「う”う”〜っ」
ヤケクソで焼きそばパンを口いっぱいに頬張る。
あ、美味しい!!
「美味しいね、これ」
「そうか。しっかり食えよ。午後の授業で腹が鳴らないように」
「……あい」
もう頷くしかなかったよね。
あれ……?
今になって気付く。
屋上には私と岸井くんしか居ない。
……納谷さんは?
ココに来ていたはず。
「どうした?」
キョロキョロする私に、岸井くんが聞いてくる。
「……納谷さ……んは?」
岸井くんがあまりにもいつも通りすぎて忘れていた。
“希虎に言ってやる!!”
そう言ってトイレから出て行った納谷さん。
「ああ、なんか来たな」
「っっ」
やっぱり……
じゃあ瞳のことーー
「うるせぇから追い出したけど」
「え!?」
追い出した!?


![少女と過保護ーズ!![完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.808/img/common/cover/sig0andblekg007.png)