偶然?必然?運命です!



























これはダメだ。



こんな状態で岸井くんには会えない。




帰ろう……



帰って……




どうしよう。



聞くの?



私は人間じゃないのって?




そんなの




ピーッ!!




『あっ、ちょっ』




音楽が流れていたスピーカーが突然騒がしくなる。




そして





『月城玖遠』



「っっ」




岸井くん!!




スピーカーから岸井くんの声が。




呼ばっ



呼ばれてる!?




なんで!?




っっ。



納谷さんからもう聞いているはず。




人間じゃないのか?と問われるのだろうか。




それに私はどう答えたら良いの?




悍ましいものを見るような目で見られたら





『昼飯を預かっている。さっさと来い』




……昼飯?




そうだ、岸井くんがパンを買ってくれているんだ。




場所を言わないのは、立入禁止の場所だから。




『コラッ!!岸井!!』



「!!」



『ヤベ』




そんな会話の後、スピーカーは沈黙した。




……行こう。



罵られてもいいや。




岸井くんの声を聞いたらただ


























会いたかった。