偶然?必然?運命です!

夢を……見ることが怖かったのかもしれない。



あの森が怖かったのかもしれない。



私は珍しく授業中寝ることもなく、時には健やかに寝ている岸井くんを起こしてあげながら時間が過ぎ……


午前中の授業が終了した。


お昼ご飯を食べるのに各々が動き出す。


どうしようかな。


岸井くんと今日も一緒に食べたいけど、ウザいと思われるのも嫌だし。


それにあんまりお腹も空いていない。


朝は食パン半分だけだったのに。


大人しく教室に居ようかな。


なんてボケー、と考えていたら


「どうした?やっぱり調子悪いのか?」


岸井くんが話しかけてくれる。



心配……してくれているのかな?



だとしたら嬉しいな。



「大丈夫。ちょっと考え事を」



「え?」



「え?」



お前でも?みたいな顔をされる。



「私も考え事くらいしますー」



「悪い悪い」



笑われる。



「俺はパンを買いに行くが」



お前は?と目で聞かれる。



「一緒に食べてくれるの?」



「ぼっちは淋しいだろ」



おお!!


やった!!



「行く!!」



「ぼっちじゃなくなった途端に元気だな」



「ぼっちが原因ではないよ」



「へー」



聞いてない!!


聞いてないよ、この人!!



あっでも



「ちょっとお花を摘みに行ってきます!!」



「先に行ってんぞ?」



「うん」


私の分も適当に岸井くんが買って来てくれることになり、屋上で待ち合わせをし教室の前で別れる。



足取り軽く、若干スキップなどをしながらトイレに向かう私は、後ろから付けられていることに気付いていなかった。