偶然?必然?運命です!

「大丈夫か?」



男の人が声を掛けてくれるけれど答えられない。



もうダメだ……


お嫁にいけない……。



「……見ました?」


「いや……見たっつうか……見えたというか……」


「ぐぅ……」



呻いていると



「……ブハッ!!」


「!?」



突然、男の人が吹き出した。


お腹を抱えて笑う。



「こんなっ漫画みたいなことあるっんだな」



そんなことを言いながら。



ゴーーン……。




「……酷い」



笑うなんて。



好きでこんな格好になった訳ではないのに……っ。



グッと唇を噛み締めた私は、ギッと男の人を睨み立ち上がる。



もちろん、パンツは見えないように。



「悪いっ、笑っちゃダメだよな」


「ええ、本当に……って、ええっ!?」



私の表情に気付いた男の人は謝ってきた。



そして何を思ったのかTシャツを脱ぎ始めたではないか。


えっ!?


なんで!?


咄嗟に両手で目を隠すも、つい……隙間からチラ見。


裸っ。
































にはなってなかった。



Tシャツの下に黒のタンクトップを着ていた。



チッ!!



おもわず舌打ち……後


わぁああああっ!!


私ってば何をっ



バサッ。




「んん!?」



顔面に何か飛んできた。



掴むとそれは……さっきまで男の人が着ていたTシャツ。



「それ着ろよ。アンタ小さいから、それで隠れるだろ」