あたしはもともとHは好きじゃなかった。

まだsexは未経験のままだった。
しゅんくんは結婚する前から今も
ずっと待ってくれてる。それに甘えてる自分もいる

なぜHが好きじゃないか?

私に誰もその楽しさや幸せや気持ちよさとか
教えてくれなかったからかな

この過去の小説にもあるけれど

ある彼氏に死にたくなって首をしめて
殺してと頼むと「死ぬ前に1回ヤラせろ」と
言われ心が割れた思いとか

また別の彼氏には付き合って3日目に
心の準備がまだと言うと
「今ヤるも後ヤるも同じやろ」と言われ

半同棲をし結婚する約束までしていた
彼氏はあたしがヤラセないからと
浮気をし相手の女とデキ婚。

誰も私なんて見てくれてない
ただ穴があって快楽に溺れたいだけなのだと

男は結局ヤリたいだけ。ヤれたら誰でもいい。
そう思っていた。

しゅんくんも昔みたいなイチャイチャとかは
なく今は性欲処理をさせられる日々だった

そんな時にけいくんとイチャイチャを
初めてする日、夢中だったから
はじめは身を任せてたし
今までと同じ過ちを繰り返すんだろうと
思っていた。

でも優しくしてくれて
なんだか気持ちいいし幸せだし愛されてるなと
感じた。

そして自分も理性がとばないよう
一生懸命抑えてくれていて
抜いてあげようとしたけれど

一緒に気持ちよくなりたい。
どっちかだけ気持ちよくなって終わりたくないと

こんなこと初めてで
私は今でも忘れない。

けいくんとなら時間はかかるかもしれないけれど
sex出来るかもしれない。

最低かな。あたし。