私の彼は御主人様

『お久しぶりでございます』


黒猫が軽く頭を下げる。


『もう来る頃だろうと思っていた。ルシルからか? ケルベロス』


『まぁ、それもありますが。あなたが人間の女の子といた…と聞きまして』


『ふん』


『マスターはその事についてはさほど重要視しておりません』


『じゃ、何だ? 』


ケルベロスはたんっ、と机の上に飛び乗り短く一言。


『封印』


ノワールの瞳が驚きに見開かれた。