私の彼は御主人様

『子供じゃないんだからねっ!』


『主人の命令だ』


仕方なく目を閉じて数を数える。


『いち、に、さん…』


30秒後。


『何が緊張だ。熟睡してるくせに』


すやすやと眠る律。


優しく微笑むとノワールは律に毛布を掛けてやり目を閉じた。