私の彼は御主人様

『貴様は単純だな』


呆れたようにくノワールが言った。


『ん…アイスがいいっ! 早く行こうよ』


『どっちが主人か分からんな』


そう言いながら近くの大きいショッピングセンターに行ったあたしとノワールはまず食料品売り場へ向かう。