私の彼は御主人様

『律』


真剣な眼差しであたしの名前を呼ぶノワール。


『な、何? 』


(そんな顔してあたしの名前呼ばないでよ。何か無駄にドキドキする…)


手を引っ張られて引き寄せられる。


『わあ』


『貴様、髪を乾かさすに寝るつもりか? 』


『かみ? 』