私の彼は御主人様

『でもあいつ普通だし、面白くもないから振った』


『うわっ、ひでぇ』


『俺の理想は高いの。あんなんで妥協したくないし。』


さっきまでドキドキしてた心臓が急に氷を当てたように冷え込んだ。


『さすが高澤だな。言うことが違うよ』


今すぐ高澤先輩の前に立ってひっぱたいてやりたい。

馬鹿にしないでよ! って言いたい。