私の彼は御主人様

『痛い、か? 』


あたしの涙を唇で拭ってノワールが囁いた。


『ん…大丈夫』


頷くと少しずつ動きが早くなり、痛みとは別の…吸血された時みたいな…でももっと強い感覚が容赦なく襲って来た。


『やあっ…も…やめっ』


『それは、出来ない相談だ』


ノワールが額に汗を滲ませ少し意地悪そうに笑った。

頭が思考することを止め。


目の前が真っ白になる。