私の彼は御主人様

『ああ、そうだ』


一瞬ノワールの瞳が深紅に輝いたのを、あたしははっきりと見た。


『愛してる』


ノワールとあたしは同時にそう言うと血の着いた唇を合わせる。


『…んっ、ノワール』


『くっ…は…』


すると突然身体が物凄い熱を持ったように熱くなって驚いたあたしはシーツを必死で掴んだ。


『な…にっ? 』


勝手に涙が流れ、小刻みに手足が震える。