私の彼は御主人様

二日後の夜。


ノワールが帰って来た。


魔界を出た時からルージュは中に入って出てこないみたい。


ルージュはお母さんや他の人達全員にきちんと謝罪した。


中には暴力を振るったり口汚く罵ったりする人もいてケルベロスが助けようとしたけれど『自分のやった事だから』って最後まで一人でやり遂げたんだって。


『身体、大丈夫? 』


『ああ。ヴァンパイアは回復が早い…僕にも責任があるからな、寂しさを判ってやれなかった。それにこれ』


ノワールが手紙を差し出した。