私の彼は御主人様

それだけで身体が軽く跳ねる。


『困ったな』


ノワールが荒い息を吐いた。


苦しそうに、だけど嬉しそうに。


『僕は律とはもう離れられないようだ』


そう言って再びキスされたその時。


『おはようございます』


扉の隙間からケルベロスの鼻先が見えた。


『ひゃあああっ! 』