私の彼は御主人様

『…は』


いつもは余裕であたしを翻弄するノワールが、今日はなんだか焦ってるみたいな。


『んは…』


更に深く。


指先が確かめるように首筋や髪を弄ぶ。


(…も…だめ…力入んな)


軽く耳朶を咬まれ全身の力が抜けてベッドに倒れ込むとノワールが言った。


『僕を煽るな、止まらなくなる』


掠れた声でそう呟くと指先に唇を押し当てられた。


『ふぁ』