私の彼は御主人様

『俺、実はハンターの最高責任者の息子で総長なんだ。今まで黙ってて悪いな。その様子ならもうルージュは大丈夫だろ? 全員撤退させる』


『先生、ありがとう』


(なんだか安心したら急に疲れちゃったな)


少し頭痛もする。


『律、大丈夫か? 』


ルージュが心配そうにあたしの顔を覗き込んだ。