私の彼は御主人様

(魔界に? 帰って来なかったらどうしよう)


『そんな泣きそうな顔をするな、律。1日か2日だ』

よっぽどあたしがひどい顔をしていたのか魔王様は優しく頷く。


あたしにはもう一つ心配事があって。


『あの。ハンターの人達はまだルージュを狙ってくるんでしょうか? 』


『それなら大丈夫だ』


先生がばんっ、と胸を叩き笑った。