ぶっきらぼうな話し方だったけど一生懸命さが伝わる話し方だった。


『お前はどうしたい? 』


魔王様が問い掛けた。


『母さんや今まで傷つけた人達に謝りたい…ノワールにも』


『そうか』


『許されるとは思ってない…でも、謝りたい』


『では次の満月に魔界に俺と一緒に帰る事にする』