私の彼は御主人様

『これはブラッド オブ デス…さっきも言ったが対ヴァンパイア用だ。人間に当たっても、すっっごく痛いんだぞぅ』


『やだっ!』


ノワールの首に両手をしっかり回してあたしはぎゅっとしがみつき肩に顔を埋める。


『律』


ノワールが優しくあたしを抱きしめる。


『僕はいいんだ…さぁ、離れなさい』


『嫌だったら嫌っ!!!』


『なんか俺、凄い罪悪感なんですけど』