何をするでもなく何を話すわけでもない、ただ夕日を見て佇(たたず)むだけ。 時間をみつけては二人はよくここに来る。 彼はレールの上で両手を広げて意味もなくバランスを取っている。 あたしはその姿が世界で一番愛しいと思う。