「ちょっと、堀越先輩、色々って、何を話したんですか!?ま、まさか、初日にあったことも…?」
「まさか。そこまで話してねえよ。」
「もう、やめてくださいよ?あんまり色々言いふらす男子は嫌われますからね!!!」
「言いふらしてないって。」
「本当ですかねえ。全く、油断もスキもない…。」
美桜が疑いの目を夏樹に向けながら言うと、矢嶋があははっと笑いながら言った。
「工藤ちゃんと夏樹のやり取り、夫婦漫才みたいだな!息ぴったりじゃん。ね、橋本ちゃんもそう思わない?」
矢嶋が笑いながら菜々に話を振ると、菜々はふふっと笑いながら「私もそう思います。」と答えた。
こうして、しばらくの間、4人で盛り上がったのだった。



