美桜が勢いのまま聞き返すと、夏樹が美桜を見つめながら言った。 「堀越先輩、じゃなくて、夏樹って呼んで。俺、もう美桜の彼氏なんだし。」 「…!」 ――いきなり呼び捨て!?レベル高くない!? 真っ赤になって固まっている美桜を見下ろし、夏樹はいたずらっぽくニヤニヤしながら急かす。 「ほら、言ってみな?夏樹、大好きーって。」 「な…なつ…」 恥ずかしさを抑え込んで頑張って呼び捨てしようとしている美桜を、夏樹はニヤニヤしながら見下ろしている。 ――む、無理っ!!