「ヴィアベルってすごいんだね」

 ペリウィンクルの目が、星のように輝く。
 愛してやまないその目で見つめられて、ヴィアベルはらしくもなく顔を赤らめた。

 真正面から見つめられて、ヴィアベルの息が上がる。
 見つめ返すことさえ難しくなって、ヴィアベルは口元を隠すように手で覆いながら顔を背けた。

「ヴィアベル?」

「何だ」

「もしかして、照れていたりする?」

「そんなわけ……ある」