「修ちゃん(泣)」

由衣が泣いてる。

カァっとなって、殴りそうになった。

でも、教師という立場の上生徒を殴れるわけでもなく・・・


「伴、由衣の事はあきらめろ。俺と付き合ってるんだ!」

「やっぱしな!そんなことだろうっと思ってたよ。」


やっぱし、伴くんは分かってたんだ。

生徒会長だけあって、カンはするどうのかなぁ?



「由衣ちゃん、ごめんな。俺・・自分の気持ちばっかり押しつけてた。」

「伴くん。・・・大丈夫だよ!」

「え?」

「伴くんは自分に正直だっただけ。だから、謝ることないんだよ!・・・ね?」


・・・由衣ちゃん。

ハァ

俺の負けだな(苦笑)


「もう、あんなことはしない!」

「んだ!もう、俺の由衣に触るな!!!」


アハハハ

「でも、諦めたわけじゃないから(笑)」

「な、お前!(怒)」


俺の恋もこっからが勝負だぁ!


「荒木修一!覚悟しとけよ!!!」

「呼び捨てにすんなぁ!」



あぁ、これじゃ子供の喧嘩だよ(呆)