中一 春


何も変わらない日々が過ぎていきます。
好きだなんて言える訳がなく。

せめて隣にいさせてくれれば。
そんな思いを胸に抱いて。


時々、泣きました。


気づいてしまったその瞬間から、この恋は叶わないように出来ているから。


いつか、隣にみながいない日がくる。
それが間近に迫ってきたようで怖かったのです。


いつも一緒にいたかった。
隣で笑ってたかった。

もう叶わない思いなら
あなたを忘れる勇気だけ欲しいよ。

何となく思い出した歌詞に重なる自分。

忘れられないのなんて分かってる。
でも、泣かないように、自分らしくいるようにとずっと、戒めていました。
思いが零れてしまわぬように。