「両親は夜遅くまで仕事。妹は保育園。仕事終わりにいつも迎えに行ってもらってる」
ふーん、と言いながら話を聞いていて、誰にも迷惑かけずに済みそう、と思った。
「私は玄関前でいいよ。連れてきてくれてありがとう」
彼が怖い顔をして渡してきたタオルを渋々借りる。
「いいの?私、カバンの中にハンカチなら入ってるけど…」
そう言って取り出したハンカチはビショビショだった。
あちゃー。ポケットの中に入れちゃってた。
「ほら、このありさまだ。使っとけ。な?」
ふっと少しだけ笑った柏木くんに
「ありがとう」
そう言ってついていた水を少し払った。
「家に持って帰ってもいいかな?洗って返したいんだけど…」
横に首を振って柏木くんは
「いいよ、俺が使ったとか言っとくし。なんなら友達が入れてーって言って来た、とかって言っとくから。何の心配もすんな」
ふーん、と言いながら話を聞いていて、誰にも迷惑かけずに済みそう、と思った。
「私は玄関前でいいよ。連れてきてくれてありがとう」
彼が怖い顔をして渡してきたタオルを渋々借りる。
「いいの?私、カバンの中にハンカチなら入ってるけど…」
そう言って取り出したハンカチはビショビショだった。
あちゃー。ポケットの中に入れちゃってた。
「ほら、このありさまだ。使っとけ。な?」
ふっと少しだけ笑った柏木くんに
「ありがとう」
そう言ってついていた水を少し払った。
「家に持って帰ってもいいかな?洗って返したいんだけど…」
横に首を振って柏木くんは
「いいよ、俺が使ったとか言っとくし。なんなら友達が入れてーって言って来た、とかって言っとくから。何の心配もすんな」
