365日間、君の言葉に励まされて

1人で街をブラブラ歩いていた、その時。ポツッと頬に冷たい何かが当たった。

空を見上げる。

「…雨…」

その雨が降ってきたと同時に、私の中の何かがはがれ落ちたように膝をついてしまった。

死ぬこと自体は怖くない。病気はいつ急変してもおかしくない。

でも、バカな私はどこかで勘違いしていたのかもしれない。

ー病気なんて関係なくて、みんなと同じように歳をとってみんなで死んでいくんだとー

いつの間にか置いていかれた世界の私みたいだ。

どこを見ても人が傘をさしたり、走って建物の中に入っていたりする。

その世界がまるで、私には分からないような、未来の世界に見えた。

でも、その中で唯一1人、私と同い年くらいの男の子が私を見ていた。