365日間、君の言葉に励まされて

傷心している私に気づいたのか、話題を変えてくれた。

「真衣ってバイトしてるじゃん?あの、うどん屋さん?」

「あぁ、うん」

「お金結構もらえる?私今金欠でさー。真衣もいるなら一緒に働こっかなって」

私がバイトを始めてからもうすぐ1年が経つ。高校生になってからすぐに始めて今まで続けているから、少し馴染んできた。

「お金は…バイトだからねぇ。でもいいと思うよ。安全だし。私はもうちょっとで辞めるけど」

「え?あ、そうなの?じゃあ代わりに私が入ろうかな」

病気で死ぬ前には辞めなければ、と思っていた。

「いいじゃん、やってみなよ」

「んーやってみようかなぁ」

こくりと頷いて顔を上げた時だった。

「高宮さん、ちょっといいかな?」

知らない男の子に声をかけられた。

「え?」