365日間、君の言葉に励まされて

先生が教室を出ていくと教室中がざわつき始める。

隣のクラスの柚が私を呼び出した。

「ねぇ、真衣。修学旅行の班決めってした?」

突然の話題だったが、柚は昔からとても気分屋だから、もう慣れた。

「決まったよ。今朝のホームルームで」

「ほんと!?私はねー、美奈ちゃんとー紗絵ちゃんとー結花ちゃんが女子でー、男子が村上と釧路と里西。以上がメンバー!真衣は?」

「えっと…。女子が瑠璃ちゃんと舞奈ちゃんと紗羅ちゃん。男子が東くんと山本くんと柏木くんかな」

柏木くんとくっつけられたのは、学校一のモテ女と男がひっついたらおもしろいからといういじるのが大好きな男子から無理矢理取り付けられたのだ。

「へー。良いじゃん!学校一のイケメンと美少女が見事にくっついたね」

そう言いながら笑っている。

修学旅行の前の文化祭。出し物がうちのクラスでは劇をすることになっており、それもお姫様と王子様役に私と柏木くんが抜擢されたのだ。

これ以上関わらないって決めたのに、私の作戦がボロボロだ。
心の中でがっかりしている私がいた。

「真衣!お弁当食べ行こ!」

「うん」