365日間、君の言葉に励まされて

母とも父ともあまり仲良くなかった。親子関係は最悪なくらい途中で糸がプツンと切れたような感じだった。

母は実の母親ではなく、父の再婚相手。
中学生になるタイミングだったから、お互い少し気まずかったのが大きい。
父は弟の肩を持って私にばかりあたってくる。

『辛い、怖い、痛い、誰か助けて』

私は今まで何度そう思ってきただろう。

誰にも言えないし、言わない。

そんなふうに放っといているうちに、私の心の中にできた傷は思ったよりも深かったのかもしれない。

しこりのようなものが胸の中でどんどん大きくなっていく。

さっき病院で余命宣告された時に少し傷ついたような顔をした母を見てびっくりした。

何でも自分でしてきたつもりだった。

実の母が病気で亡くなって、再婚するまでの間、家事は私がしていたし、再婚してから少し経つと迷惑になるかもと思い自分の分は自分でするようになった。

人に頼ることもなかった。

家を出たいって何回も思ったけど、頼るところがどこにもない。

母方の祖父母の家はさすがに頼れない。

そして父方の祖父母はあまり好きではない。

だからできなかった。