365日間、君の言葉に励まされて

もう一度見ると、なんとなく着れそうな気がした。

「風呂、先に入ってこい」

目を見開いて柏木くんを凝視する。

「いい。先に入って!私、後でで良いから。…っくしゅん」

最後にくしゃみをしてしまって慌てていると
「ほれ、くしゃみ。早く入って来い」

その言葉に素直にうなずいて
「ありがと」
「素直になれんじゃん。ほい」

バスタオルを投げてきてキャッチすると洗面所らしきところに移動する。

ここだよね?っていうか1人暮らしって言ってたから、めんどくさかったのかも。

ごちゃごちゃに洗濯物を詰めこんでいたり、さっき見た台所もいろいろと荒れていた。

あとで掃除してもいいかなぁ。
なんてことを考えているとすぐ隣で
〔お風呂が沸きました。ピロンピロン。お風呂が沸きました〕
機械が真横でしゃべった。