私はその日、病院に来ていた。
もともと病気をもっていて通院、もしくは入院が長く続くこともあった。
私がもっている病気の名前は『悪性脳腫瘍』。
でも、あの日目の前で起こったことは信じられないほどの事実だった。
私の担当医、中山晴翔先生に病気の検査結果を聞きに診察室へ入ると先生が深刻な顔をして下を向いていた。
「真衣ちゃん…。今回の検査結果で分かったんだけど…」
私と母がイスに座るとそう切り出し、すぐに口ごもった。
私も母も黙ってその様子を見守ることしかできない。
「あなたはおそらく、あと1年の余命です」
そう放たれた言葉に目を見開いた。
この先生は冗談を言っているのか。
そういう考えにもなったけど真剣な瞳を見ると本当のことだと信じてしまう。
「うそ…」
私のすぐうしろで聞いていた母は呆然としていた。呆然としながらそう繰り返す。
もともと病気をもっていて通院、もしくは入院が長く続くこともあった。
私がもっている病気の名前は『悪性脳腫瘍』。
でも、あの日目の前で起こったことは信じられないほどの事実だった。
私の担当医、中山晴翔先生に病気の検査結果を聞きに診察室へ入ると先生が深刻な顔をして下を向いていた。
「真衣ちゃん…。今回の検査結果で分かったんだけど…」
私と母がイスに座るとそう切り出し、すぐに口ごもった。
私も母も黙ってその様子を見守ることしかできない。
「あなたはおそらく、あと1年の余命です」
そう放たれた言葉に目を見開いた。
この先生は冗談を言っているのか。
そういう考えにもなったけど真剣な瞳を見ると本当のことだと信じてしまう。
「うそ…」
私のすぐうしろで聞いていた母は呆然としていた。呆然としながらそう繰り返す。
