鬼頭くんは厳重取り扱い注意につき

今更こんなダル着でこんな綺麗な人とカフェに来ていることに、羞恥心が湧く。



「羽依ちゃんね!…本当にごめんね。あの人、元彼なんだけど…しつこくて。あんな人じゃなかったんだけど、別れてからあんな風になっちゃって…」



申し訳なさそうに眉を下げる真穂奈さんが、メニュー表を差し出す。



「お詫びに奢るね。好きなの選んで」