鬼頭くんは厳重取り扱い注意につき

将来は詐欺師になろうかな、なんて思いながら彼女に腕を絡めて、逃げるが勝ちだと、人通りの多い方を選んで走る。



男の人は追いかけてくることも無く、しばらく走った先で入ったカフェで休憩することにした。



「はぁ、はぁ…すみません、引っ張ったりして…」



「はぁ…はぁ、いい、のよ。ありがとね…」