鬼頭くんは厳重取り扱い注意につき

不思議な彼の近くにいると、私も不思議な世界に迷い込んだ気分になった。



「…危ないし送る」



「やっ、申し訳ないです!それにあと電車乗るだけで…」



慌てて胸の前で両手を振る。



初対面の、ましてや男の子と並んで歩くのは1年ぶりだから緊張してしまう。