今、声の後ろに鬼頭くんの『うっ』っていう小さな声が私の耳にはちゃんと届いた。 「殴ったの…?」 声が震えないように、蒼唯に問う。 私がカラオケに行っている間に何があったんだ。 『ここにいるのは私だけじゃないし』