ピアスを指摘された鈴花は一瞬フリーズし、あちゃー、と小さく呟いた。


「根岸さん、秘密にできる?」


そう聞かれ結はコクンと頷く。


別に人の秘密をベラベラ喋る気はないもん。


頷いた結を見て鈴花はぺろっと舌を出した。


ピンク色の舌の中心に、キラリと光るシルバーの玉。


あまりの妖艶さに結は息をのんだ。


エッロ…