俺は里緒菜と友達になった。
里緒菜は思っていたよりも可愛くて天然で・・・
俺はこの時もう恋に落ちていたんだと思う。
翌日朝からMVの振り付け練習があった。
朝一番に結城に話しかけられた。
「昨日どうだった? もしかしてもう告白した?」
え?告白?なんで?
「告白なんかしてないけど、ってか友達になった(≧▽≦)」
「それで?」
「それだけだけど」
結城はため息をついて練習し始めてしまった。
告白ってことは俺は莉緒菜のことが好きなのか?いやそんなわけないよな
俺も振り付け覚えよー

莉緒菜と友達になって1週間が経った。
でも何もない。
だって連絡先知らないし、どこにいるのかも知らないし、
どーしたらまた会えるようになるのかな?
うーん、、、
「しおーん! ファンレター届いてるよ~」
と結城が教えてくれた。でもなんでかニヤニヤしている、まぁいっか!
一つ一つ見ていくと里緒菜からの手紙をも見つけた。
だから、結城がニヤニヤしてたのか!
『紫音君へ
この前はありがとうございました。
大好きだった紫音君と話せて嬉しかったです。
また、ライブや撮影に行くのでそれまで私のことを覚えててくれると幸いです。
無理は承知していますがお願いします。
またお会いできますように!
              里緒菜より。』