私も冷静になった頭で後一個、聞きたい事がある。聞いてみたい。太刀くんはどう思っているか。

「・・・なれるかな?私が漫画家に。」

問いかけると太刀くんは真っ赤になって

「なれるよ!・・・だって、」

と言おうと瞬間、さらに顔赤くして俯きはじめた。

?私が顔覗き込むと目が合って太刀くんはビクッと身体をびくつかせる。

目逸らしながら顔に手を当てて、薄めで私を見ながら

「・・・聞きた」「うん。聞きたい。」

私が秒で応えると太刀くんは赤い顔のまま、う〜んと悩んだと思ったら

「嫌、太刀!言うならちゃんと言っちまえ!」

パンと両頬叩いて、覚悟を決めた顔して、