今まで意識したことがなかったが1学年違うだけでなかなか会うことができない。機会が1ミリもない。

それでも、菜緒さん曰くたまたまうちのクラスの前によく来てくれて、会話することができた。

そんな日々を続けていくうちに、俺はどんどん彼女のことをよく知ることができた。そして、彼女の好きも理解することができた。

一緒に学校に行き会話し、家に帰り、共に宿題教え合いながら、好きなアニメの話して、また明日。

菜緒さんとのふれあいが日常になった、今日、出逢いから2年後、(正確には2年12日後)俺と彼女の運命が結び付く。