あの日が、懐かしいと思える日がくるまで。

少年は、真っ黒な世界を抱きしめた。



少年は、真っ黒になった。




みかんも、真っ黒だ。




そこへ、銀色のおじいさんがやって来た。




おじいさんは言った。




「時が、そうさせたんじゃ・・・・・・。わしも、肌が銀色になった。少年っ君は、肌が真っ黒くなっただけじゃ!君の心は、何も変わってない!!大丈夫じゃよ」




その時、少年の瞳は、ムラサキ色に光った!





少年は、銀色のおじいさんに向かって、笑いかけた。




緑色の涙を浮かべて・・・・・・。





涙は、歩いた。



少年の瞳を抱きしめた!




そこに、花が咲いた!



ムラサキ色の大きな花がっ!!





少年は、生きた。







どんな形になっても!生きるんだっ!




そう、心の中で何度も叫んだ!






生きよう。